PAHの治療
肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療では、
病気の進行をできるだけ早い段階で
抑えることが重要です
PAHは、肺の細い動脈の内側の空間(内腔)が狭くなり、心臓から肺に送られる血液が流れにくくなることにより、肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなる病気です。
PAHの治療法は重症度により異なります。また、PAHの治療では、病気の進行をできるだけ早い段階で抑えることが重要です。そのため、PAHの状態が軽度であっても、病気の進行を抑える目的で治療初期から併用療法を行うことがあります。
治療により病気の進行を抑えることができれば、これからも今と同じような生活を送ることが期待できます。
積極的に治療に向き合い、希望をもって肺動脈性肺高血圧症とつきあっていきましょう。